ソフトウェアの更新日付: 2005年9月30日
ソフトウェアの著作権表記: Copyright (c) 1995-2000,2003,2005 by Pie Dey Co.,Ltd.
ここは、du for Win32 Version 0.9に関する情報を提供するページです。du for Win32 Version 0.9は、 株式会社ピーデー の川俣 晶 (autumn@piedey.co.jp)が開発し、フリーソフトウェアとして公開しているソフトウェアです。
ディスク上の、ディレクトリごとの容量の消費量を計算するプログラムです。
ASCIIのMS-DOS Software Toolsのduコマンドに似ていますが、完全に同じではありません。
指定したディレクトリより下の各ディレクトリに含まれるファイルのサイズの合計を、ディレクトリごとに算出して表示します。つまり、「げげ、ディスクが足りない」というときに、どのディレクトリを整理したら効率よく空き容量を広げられるか、調べるために使います。
Windows NT 4.0/2000/XP/Server 2003 (Windows 9X/MEで使用する場合は、バージョン0.8以前を使用)
du [-t] [-c] [-csv] [パス名]
オプション-tが無いとき、指定パス名の下の全サブディレクトリを表示します。-tを指定すると、指定パス名の下のサブディレクトリだけ表示します。つまり、サブディレクトリの下のサブディレクトリの表示を抑止します。
オプション-cを付けると数値が3桁ごとのカンマ区切りになります。
オプション-csvを付けるとCSV形式で出力します。
例1:ドライブCの全ディレクトリを調べる
du c:\
例2:パスn:\mydirの直下のサブディレクトリだけ表示
du -t n:\mydir
例3:ドライブCの全ディレクトリを調べ、カンマ区切りで出力させる
du -c c:\
Win32対応のコマンドラインツールです。
ファイルのサイズは、ファイルのサイズそのものを積算します。クラスタギャップの存在により、実際の消費量と食い違う可能性があります。これは、FAT以外のファイルシステムでも汎用的に使いたいために選択した仕様です。(NTFSでは小さいファイルを作製したとき残り容量が変化しないことがあります)
表示される数字は、バイト単位です。64bit幅で計算しているので、相当大きなディスクでも大丈夫だと思います。表示は、15桁を用意していますので、100TB未満ならそのまで使えるはずです(注:TB=テラバイト)。100TB以上になった場合も、表示の桁が狂うだけで、一応表示はでききるはずです。なお、表示される数値には、その下のサブディレクトリに含まれるファイルのサイズも加算されます。
本ソフトウェアは、株式会社ピーデーがサービスのために配布するもので、商品ではありません。無料です。従って、一切のサポートはありません。保証もありません。
Copyrightは保持しますが、改編、転載などは、自由です。
ただし、中身を変更した場合は、どこの誰が何を変更したのかを明記して下さい。また、改編したバージョンを配布する場合は、必ずソースコードを付けて下さい。その場合は、川俣 晶 autumn@piedey.co.jpまで連絡下さると嬉しいです。有益な改良は、こちらで配布する版にも反映させたいと思います。
パソコン通信、インターネット、書籍などに掲載する場合は、ご一報下さい。
サーバーの1GBのメインHDが残り2MBを切った!
整理しなきゃ。
でも、どこがディスクを食っているのか、ピンと来ない。
こんなとき、duがあれば一発なのに。
うっきー。切れた、切れたぞ。作ってやる!
というわけで、3時間ほどで作ったものです。
おかげで、思いもよらないファイルが400MB以上あるのを発見して潰せました。
他にもこれが役に立つ人がいるかもしれないと思って公開するものです。
ソースコードは、日本語版Visual C++ 6.0J用のものです。
添付のバイナリーは、VC++6.0Jにてビルドしています。
同梱のソースコードは、Unicode対応でもビルドできるようになっているので、Visual C++ 6.0Jがあれば、Unicode対応版をビルドできます。しかし、現状のOSでは、あまり意味がないでしょう。
ファイル名 | 説明 |
du.exe | 実行ファイル本体 |
du.txt | 説明テキスト |
du.cpp du.dsp du.dsw |
ソースコード |
du for Win32 Version 0.9に関するお問い合わせはautumn@piedey.co.jpへお願いします。
本ソフトウェアは、 NT-Toolsメーリングリスト にてサポートを行っています。質問などは、なるべくこちらのメーリングリストにお寄せ下さい。
du for Win32 Version 0.9をダウンロードする。
日付 | Ver. | 説明 |
2005年9月30日 | ***0.9*** |
極端に長いファイル名が存在する場合のエラー234を回避するためにUnicodeビルドに変更 Unicodeビルドにしたため、実行環境よりWindows 9Xを除去 Unicodeビルドでの文字化け防止のためsetlocale(LC_ALL, "Japanese");を追加 |
2005年3月30日 | ***0.8*** |
4Gバイトを超えるファイルでの積算値が誤っていた問題を解消。 |
2003年8月11日 | ***0.7*** |
内部に保持するパスのサイズをMAX_PATHからMAX_PATH*2に拡大してみた。極端に長いパスで有効かもしれない。 |
2000年5月15日 | ***0.6*** |
Windows 2000で使用すると、Super Hiddenのディレクトリで必ずアクセス権がないとエラーになるので、それは飛ばして処理するように修正。 |
1999年10月25日 | ***0.5*** |
-csvモードの追加。省略時にカレントディレクトリが指定されたと見なします。表示をdoubleから__int64に変更。 |
1999年3月1日 | ***0.4*** |
3桁ごとのカンマ区切りを行う-cオプションを追加しました。 ついでにコマンドラインの解析方法を変えたので、ディレクトリの複数同時指定が出来ます。(例:du -t -c c:\ d:\ e:\) |
1997年11月21日 | ***0.3*** |
NTFSによる圧縮ファイルに対応しました。圧縮されたファイルは、圧縮後のファイルサイズで計算します。 |
1995年10月20日 | ***0.2*** |
シフトJISモードでコンパイルできるようにソースを変更しました。 その結果、漢字を使用したディレクトリ名が正しく表示されない問題が回避されますが、シフトJISに無いUNICODE文字をファイル名、ディレクトリ名に使った場合の結果は保証できません。 また、この変更によって、Windows 95のコマンドプロンプトでも動作するようになりました。 同梱のソースコードは、Unicode対応でもビルドできるようになっているので、Visual C++ 2.0Jがあれば、Unicode対応版をビルドできます。しかし、現状のOSでは、あまり意味がないでしょう。 |
1995年6月10日 | ***0.1*** |
最初の版 |
このドキュメントは2011年11月20日 17:32:37に、OSDMシステムにより自動生成されました。