2021年07月18日
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アメリカ人だってテレタイプは買えなかった・ビデオRAM、キャラクター・ジェネレータROMはじめて物語 川俣晶

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  • タイトル アメリカ人だってテレタイプは買えなかった・ビデオRAM、キャラクター・ジェネレータROMはじめて物語
  • 著者 川俣晶
  • 分類 歴史
  • 参照 https://www.amazon.co.jp/dp/B099QDPFSH

概要 §

 Altair8800を始め、アメリカの初期のマイコンはテレタイプ接続が前提だった。

 だが、アメリカにもテレタイプを買えない貧乏人はいた。

 彼らを救済するためにDon Lancasterが考案したのがテレビを出力媒体とするTV Typewriterだ。やがて、それはシリアル回線を経由せずにバスに直結するようになり、ビデオRAMに変化した。

 筆者は、ビデオRAMと、それを構成するための不可避のパーツであるキャラクター・ジェネレータROMの初製品は何かを探ってみた。

はじめに

本書の目的・VRAM製品はじめて物語

初めてのVRAM・TV DAZZLER

見出されたCG ROM・Motorola MCM657X

TV Typewriterという大きな罠・それは今回の対象ではないが……

もう1つのCG ROM製品・Signetics 2513

初めてのCG ROM付きVRAM・MATROX ALT-2480

初めてのCG ROM付き国産VRAM・TVD-02

Sol-20のキャラクター・ジェネレータはどれか?

その他のS-100バスのVRAM製品

御三家のCG ROMの型番・千差万別の解決策

初めてのPCG・ZX80の破天荒の始まり

Signetics 2513の天下と没落・それはなぜ忌避されたのか?

あとがき

参考文献