最終更新: Fri Jun 10 15:53:04 2016
ここは、(株)ピーデーが開発した画面キャプチャ支援ツール "piclip"の情報を提供するページです。
piclipは、Windows Server 2008 x86/x64での正常動作を確認いたしました。この2つのOS上での動作を正式にサポートいたします。
piclipは、クリップボードに貼り付けられたビットマップの履歴を保存します。 これにより、PrintScreenキーによってキャプチャされた画面イメージの履歴を保存し、 後から必要な画像を選択的にファイルに保存することができます。
シェアウェア(税込840円)です。
Windowsの操作を一通りマスターした中級以上のユーザーの利用が推奨されます。
Windows 2000, XP, Server 2003
.NET Framework 2.0が必要です (WindowsUpdateよりインストールできます)。
"Open by PhotoShop"機能を使う場合には、Adobe PhotoShop(バージョンを問わず)が必要です。
piclip Version 1.01 シェアウェア版をダウンロードする
前バージョンとの変更点
piclip Version 1.00 シェアウェア版をダウンロードする
前バージョンとの変更点
1ユーザーライセンスの販売価格は840円(税込)です。
Vector PC Shopよりシェアウェアのライセンスキーを購入できます。Vector PC Shopの画面キャプチャ支援ツール piclipより購入手続きにお進みください。購入手続きで発行されるライセンスキー(文字列)をpiclipのHelp→Aboutメニューで登録すると機能制限は解除されます。
スタートメニューより、「プログラム」→「piclip」→「piclip」と辿って開きます。
piclipが開いている状態では、クリップボードに貼り付けられたビットマップは全てpiclipによって記録されます。
画面全体を記録するには、PrintScreenキーを押します。
アクティブなウィンドウを記録するには、Alt+PrintScreenキーを押します。
必要な画像を記録したら、piclipのウィンドウ左側の画像リストを調べ、必要な画像を右クリックし、Save Asを選んで保存します。
※ piclipは最小化するとタスクトレイに格納されます。ご注意ください。
以下の能書きは読まなくても良いです。とりあえずセットアップして使ってみてください。マウスでいじっているうちに、だいたい分かると思います。
piclipのToolメニューのFile Settingsを選びます。
ここで、画像を保存するディレクトリ、ファイル名の先頭部(Prefix)、連番の開始値、連番の桁数、 日付を付けるか否かを設定し、OKボタンをクリックします。
これ以後、piclipウィンドウ上のSAVEボタンをクリックすると、 「画像の右クリック→Save As」という手順抜きで、プレビュー部に表示されている画像を保存できます。
履歴リストの画像やプレビュー画像を、Windows側でPNG形式と関連づけられたアプリケーションソフトで開くには、 その画像を右クリックし、"Open by Assosiated Application"を選びます。
PhotoShopで開くには、事前にphotoshop.exeファイルのパスを設定する必要があります。 これは、ToolメニューのApplication Settingsによって設定を行います。 この設定を行った後に、画像を右クリックし、"Open by Photshop"を選ぶと、その画像がPhotoShopで開きます。
コマンドライン引数にファイルのフルパスを指定してそのファイルを開くことができるソフトであれば、 PhotoShop以外のソフトの実行ファイルを指定して使用することもできます。
これらの機能は、履歴の"CLIPBOARD"が選択されている場合には使用できません。特定の画像を指定した上で使用してください。
piclipウィンドウ左部の画像リストにはクリップボードの履歴(Clipboardタブ)と、 保存の履歴(Savedタブ)の2つがあります。クリップボードの履歴はクリップボードに貼り付けられた全てのビットマップの履歴です。 一方、保存の履歴は、SAVEないしSave Asによってユーザーが自分で保存したファイルの履歴です。
双方のリストの最も上にあるCLIPBOARDという項目は、常に現在クリップボードに存在するビットマップを表示するという選択項目です。
履歴に残す項目数はToolメニューのHistory Settingsで設定できます。 初期値ではどちらの履歴も100となっています。この数を超えた履歴は自動的に消去されます。 ただし保存履歴については、履歴の情報だけが消え、ファイルは消えません。クリップボード履歴はファイルも消えます。
ToolメニューのHistory Settingsの"Notify by Baloon in Clipboard History"をチェックすると、 ビットマップがクリップボードに入るごとにタスクトレイのバルーンでそれを通知します。
履歴の画像を右クリックし、"Copy"を選びます。ただし、これによって戻せるのはPNGファイルに保存された情報だけです。 履歴に記録した際にクリップボードにあった他の情報は戻せません。
Fileメニューの"Copy Picture From File"を選び、ファイルを指定します。
ここでのみ、ファイルの種類としてBMP, EMF,GIF, ICO, JPEG, PNG, TIFF, WMFを扱えます。
履歴に含まれる特定の画像を消去したい場合は、画像を右クリックして"Delete File"を選びます。
履歴全体を消去する場合は、Toolメニューの"Clear Clipboard History"(クリップボード履歴のとき), "Clear Saved History"(保存履歴のとき)を使います。
いずれの機能を使う場合でも、対応する画像ファイルが消去され、もはや戻らないことに注意してください。
Windows XP以降を使用している場合、piclipを使いながら全画面キャプチャ(PrintScreenキー)を行っても、 piclipの存在を見せないことができます。
まず、piclipを開き、最小化します。そして、コントロールパネルより"タスクバーと[スタート]メニュー"を開きます。 ここで、"アクティブでないインジケータを隠す"にチェックを入れてから、「カスタマイズ」をクリックします。 ここで、"Piclip is now watching Clipboard"という名前を探し、その横の動作を"常に非表示"に変更してOKボタンを押します。
これで、"隠れているインジケータを表示します"のボタンを押さない限り、piclipが動作している痕跡は画面上から見えなくなります。
piclipウィンドウ右側のプレビュー表示は、初期設定ではウィンドウサイズに合わせて拡大縮小される設定です。 しかし、これはZoomメニューで、fit to Window(初期状態、ウィンドウサイズに追従)、25%, 50%, 100%, 200%, 400%に変更できます。
その結果、ウィンドウをはみ出す場合には、スクロールバーまたはマウスの左ボタンドラッグの操作でスクロールすることができます。
また、画面キャプチャの画像を表示すると、実際のウィンドウと紛らわしいので、明るさを落として表示しています。この明るさは、ウィンドウ右上のスライダーで調節できます。
画像を右クリックし、"Full Path to Clipboard"を選ぶと、その画像に対応するファイルのフルパスがクリップボードに設定されます。
画像を右クリックし、"Detail Info"を選ぶと、その画像のファイルサイズ、ピクセルサイズ、タイムスタンプ、ファイル名やパスなどが表示されます。 ピクセルサイズとファイルサイズは、プレビュー表示の右上にも表示されます。
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