2021年08月01日
電子出版事業部新刊情報 total 1433 count

ケースに入っていないマイコンは本当に発展途上の不完全なパソコンなのか? シースルー商品と部品が見えることの商品価値 川俣晶

Written By: 株式会社ピーデー・サイト管理者連絡先

  • タイトル ケースに入っていないマイコンは本当に発展途上の不完全なパソコンなのか? シースルー商品と部品が見えることの商品価値
  • 著者 川俣晶
  • 分類 歴史
  • 参照 https://www.amazon.co.jp/dp/B09BL78XNQ

概要 §

 通説に従うなら、ケースに入っていないマイコンが進化してケースに入ったパソコンになった。

 だが、それは違うのではないか。ワンボードマイコンは、ケースに入っていないことで魅力を持っていたのではないか。

 筆者はそのような疑問を抱いた。

 だが、本当に部品が見えることに魅力などあるのだろうか?

目次

まえがき

TK-80ブーム勃発とパソコンへの進化

実はケース入り完成品だったTK-80以前のマイコン

ケース入り完成品ならパソコンなのか?

ケース入りだが微妙に煮え切らないBASIC MASTER

ケース入りだが基板が見えるMZ-80K

部品が見えないKX-33から見えるMZ-40Kへ

アメリカの部品が見えるシースルー文化

機械が見える人造人間キカイダー・見える!(ゴーゴー)

70年代シースルー・ブームの始まりと終わり

1998年・iMacブーム勃発・部品が見えるオシャレさ!

シースルー商品には商品価値がある

本当に部品が見えることは不完全な商品の証なのか?

ワンボードマイコンは画期的発明だった

コラム ゲームに関するニーズの解離

あとがき

参考文献